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2012年 01月 27日
親方によると「超スローペースで工事が進行している」らしいプロジェクト内で、昨年末から大なり小なり事故が続いているようです。そこで、お祓いの儀式を執り行うとのこと。ついに 『あの』 現場に立ち会うときが来たのか!
ここインドネシアでも着工前に 『お祓い』 をするのは日本と同様です。しかし、お神酒や米をお供えして神主さんがシャカシャカ紙垂を振るようなものではなく、イケニエの動物をお供えするのが常。そう、よくドキュメント番組なんかで紹介している 『あの』 場面です。 メェ~メェ~メェ~、しーん…、ポットン… てやつ。 あれは昨年のラマダン開始の日だったか、10歳くらいの男の子が大きなニワトリを抱えて裏山にあるモスクへ入っていったのはちょっと印象的だったなあ。あのニワトリはきっとイケニエさんだったんだろうなあ…。 そもそも 『地元の神様の怒りに触れぬよう、生贄を捧げて祈る』 儀式なのですが 『イケニエをバラして分配』 し、団結を強めるような意味のほうが大きいよう。日本でもお祓いのあとにお神酒を交わして一席設けますよね。同じようなものです。 しかしイマドキのお祓い事情は、ちょっと変わってきているようです。 PLN(インドネシア電力公社)・日本(コンサルタント)・韓国(コントラクター)のほか、工事現場やオフィスで働くローカルさんも含めると、現在総勢80名近くがこのプロジェクトに係わっています。 1匹のイケニエを80名に分けるっていっても、タケゴン在住のローカルさん以外はインドネシア人もほとんどが単身赴任で、分配された生肉どうすんのさ!?ってことです。 で、配給されたのは、これ。 今回はオフィスで簡単にイスラム式のお祓いをして、イケニエ(山羊とか牛)購入の予算をケータリングにまわしてみんなで会食しておしまい、とゆうことになったのだそう。 イケニエ用の生動物は結構高価だし、後処理も大変だし、このほうが合理的でみんなも嬉しいのでしょう。 簡易的なオフィスでのお祓いのため、私は遠慮して親方がケータリングだけ届けてくれました。ポットン儀式ならギャラリーに紛れてちょっと参加するつもりだったけどw 一人でムシャムシャお弁当を食べていたら、家の前に車が止まる音がしてドライバーさんの声がした。 すげー、また届いたよ。超豪華!! ホッとしたような、なんとゆうか。 実はカメラ充電してスタンバッてたんだけど。ははは。
by warau1116-id
| 2012-01-27 20:25
| インドネシア: Indonesia
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