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2013年 06月 13日
熱中症 全国で180人超搬送1人死亡 (NHK NEWSWEB 6月13日)
梅雨時の蒸暑い日が増えてくると、毎日のように熱中症のニュースが流れる。「無理をせず、水分補給を忘れずに…」とアナウンサーの呼びかけもお約束。 これはあくまで 山間部タケゴンでの超個人的な観察 による感想、ですが… *** インドネシア人でも、熱中症で倒れたりするのか?ふと疑問に思い、敷地内で草刈りだの設備修理だの、朝から肉体労働をしている諸君の行動を観察。 標高が高いため下界に比べればずっと気温が低く、午前中はすこぶる爽やかな風が吹いたりする。しかし山影からお日様が顔を出せば、そこは赤道直下の高山地域。空気の澄んだぶん、直射日光がダイレクトに肌を突き刺してムッチャ痛い。ビーチや登山で日光に当たると激しく疲労するのと同じく、熱さのためとても疲れる。 山なのに東南アジアの亜熱帯気候だから湿度は常に60~70%で、コンクリート・ジャングルの東京に負けないくらいの蒸暑さ。なのに、インドネシア人は熱中症で倒れたりしない。 彼らはじつによく休憩をとる。誰に言われるでも、断るでもなく、好き勝手に休む。 朝8時ごろからタラタラ作業を開始し、1時間もしないうちに休憩。お喋りしながら一服して、ふたたび作業開始。2度目の休憩は10時すぎくらいで、大胆に30分以上も休む。9時過ぎには太陽が容赦なく照りつけるので、そんなに体力が持続できないらしい。11時前くらいになるとようやく重い腰を上げて作業を再開し、昼前の11:45にはキッカリ切り上げて、午前中は、ハイお終い。 別に監視している訳ではない。草刈り機の音がブッツリ途切れるのは、決まってこんなタイミング。ドアを開けたら、我家の軒下で庭師クンたちが座り込み、井戸端会議に花が咲いていてビックリ、なんてこともよくある。休憩時間もテキトー、休憩場所もおかまいなナシ。 現場のオジサマ曰く 「こんな場所で日本人みたいな働き方をしたら死んでしまいますよ。彼等はよくわかっている」 と。最初は「根性ナシなヤツラだなー」と思っていたけれど、確かにその通り。日本人なら信じられないタラタラした行動も、この国では子供の頃から自然と身についた自己防衛の術らしい。 春から秋にかけて東南アジア気候と化している日本も、こんな彼等を見習って自主的に休憩したほうがいいよ。根性ナシでもいいじゃない。なんと言われようと、思われようと、命には代えられないんだから。
by warau1116-id
| 2013-06-13 23:31
| 日本: Jepang
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